これはわたしの世界の話

ラブレターを君に

拝啓 ボクのすずらんの花


※これは、昨年の夏に認めたものの、恥ずかしくてお蔵入りにしていた文です。サマパラ2017の発売が決定したということで、思い切って放出します。深読み芸人 炸裂しているのでお気をつけくださいませ。








掬ってもすくっても滴る汗が止まらない日々が続いていますが、いかがお過ごしですか。

風磨くん、風 is I ? お疲れ様でした。

「10年前の今日、僕は死んだ」

衝撃的な事実と共に一瞬で私をあなたの世界に落とした風磨くん。

12歳の心を持ったまま22歳の身体で再び出会う世界はどんな風に見えたのだろう。

現れた風磨くんが、サスペンダーに蝶ネクタイと、キチッとした正装だったのは、1日だけの特別なプレゼントとして命を与えられることに対するドレスコードだったのかな?とても素敵でした。

22歳の身体になった風磨くんが一番に会いに行ったのは、風磨くんの大好きで大切なSixTONESの仲間でしたね。

「いつだって突然な風磨」

は、22歳になっても健在で。
でもそれって12歳の心を持った風磨くんには当然のことだったんだよね。
毎日、例えばドッチボールやゲームなんかして遊んでた"あの頃"は友だちと遊ぶ前にアポ取る必要なんてなくて、玄関前で「遊ぼう」と言ったらすぐに遊べたんだから。

だから、22歳の体になった風磨くんは12歳のあの頃と変わらず突然に友達の前に姿を現した。
そんな風にごく自然な流れで、心も体も大人になった仲間と、12歳の心のまま時が止まっている自分との比較を表現できる風磨くんってやっぱり素敵だなって思いながらあのワンシーンを見ていました。

そんな12歳の心を持ち22歳の形をした風磨くんは、”Tipsy love”にのせて、街で綺麗なお姉さんのお尻追いかけ、人生初のナンパをして失敗したり。

”月の幻”は、あの頃好きだった女の子を見かけたのかなと。
もしかしたら、好きだったあの子はとても綺麗な女性に成長していて、隣には素敵な男性がいて。
自分の時が12歳で止まらずに、女の子と一緒に時を進めていけたら、あの子の隣に立つ自分の姿があったのかな、でも、それは叶わない。
そんな切なさを感じました。

それから、”rouge”ではお得意のイェ-イ イェ-イをして。(あのイェ-イ イェ-イは、さよならチェリーって事で合ってる?風磨くん。)
それから、仲間と運転をし合いながら海まで行くという12歳の頃の夢を叶えましたね。

ひとつずつ、一歩ずつ、12歳の風磨くんが見た目も心も22歳の風磨くんへと成長して行く姿が眩しかった。

さらさらと音もなく形もなく溢れ落ちる時間が、手を伸ばそうにも触れることすらできない過ぎ去るあの時が、たまらなく愛しかった。

楽しい時間はあっという間
だなんて、本当だね。
風磨くんにもあっという間に命のリミットがきて。

“It’s Going Down!”で風磨くんの背中には赤いレーザーが、対する胸元からは青いレーザーが差し込まれ、生と死の狭間で彷徨い苦しげな表情を浮かべる風磨くん。
“T.A.B.O.O “曲終わりに糸の切れたマリオネットのようにバタッと仰向けに倒れこむ風磨くん。

ああ、風磨くんはいってしまうんだと思った。タイムオーバーだったんだって。

でもそれじゃあ命とは儚いだけのものになってしまう。風磨くんの命は儚いの?糸が切れたらプツっと終わってしまうようなものなの?

物語といえど風磨くんに死んでほしくなくて、生きてほしくて、本気で捧げた”リリック”のFly away の言葉。風 is I?という物語を見ている、”外のわたし”が、一瞬だけ物語の登場人物のひとりという”中のわたし”になれたんだなって、風磨くんの生きる力になれてるんだな、なんて、勝手に思いながら思いっきり伝えた Fry away

「今 君に会いに行くから」

と言って微笑んだ風磨くんを包み込む、白く、何をも跳ね返すことのできる純粋な光。眩しすぎて風磨くんの表情がうまく汲み取れないくらい、風磨くんの命は、風磨くんにとって生きるということは、白く白く強い光だった。

“喜びの歌”で風磨くんが伝えてくれた「愛してるよ」で、あぁ、風磨くんは今生きていることを全力で愛しているんだなって。今、この時を思いっきり愛している風磨くんだから、こんなに輝いてみえるんだなって。風磨くんが愛しくて愛しくてたまらなかった。




物語の中の風磨くんは素敵な思い出と、仲間との強い絆を残して、静かにこの世を去ってしまったけれど、風磨くんにたくさん遊んでもらった後の日常という世界は、なんだかとてもあたたかくて、やわらかかった。
生きてるって幸せだね、風磨くん。



風磨くん、風 is I ? お疲れ様でした。
素敵な世界を魅せてくれて、ありがとう。
風磨くん、大好きです。
また遊んでくださいね。



これからも、大好きなあなたの幸せを願って。

敬具